『潮が舞い子が舞い(漫画)』のはなし
こんにちは、春巻きです。
最近、このブログを書くために漫画を読んでいるような気がしています。
そこに費やした時間とコストに報いるためというつまらない理由なのか、新たな感動を見つけるためなのか、まだ分かりませんが。
そんな内省をしているのも、この漫画を読んだ直後だからかもしれません。
『潮が舞い子が舞い』。作者は阿部共実さんです。
ざっくり分類すれば青春日常ものです。
舞台は瀬戸内海にほど近い高校、そこに通う2年4組の生徒たちが主な登場人物。
本作の特徴は、シュール寄りなギャグ発言が多いところ。
阿部さんの表現は独特で、時にテキトー、時に哲学的な会話を繰り広げます。
雰囲気としてはあらゐけいいちさんの『日常』に、もう少しサブカルかつ青春の切なさをトッピングをした感じでしょうか。
クラスは陽キャ、ちょい不良、ギャル、陰キャ、真面目、オタクなどのグループになんとなく分かれています。
基本は各グループの青春を1話完結で描写していますが、一人ひとりにフォーカスした回も挟みつつ、ギャグとシリアスの間をテンポよく行き来します。
例えば・・・
- 下世話な話をしながらファミレスに入り浸る、陰キャ軍団
- 団地住み幼馴染に、少しずつ変化が生じる様子を見守る少年
- ただただ他愛のない会話をしながら迷い猫を探す少女たち
それぞれが自分の青春を楽しみつつ、大人になること、町を出ること、人と関わることを考えていきます。また、青春がいつか終わることもどこかで意識しています。
田舎出身じゃなくても、海辺に住んでいなくても、いつかの誰かに共感できてしまう。
青春時代に持っていた気持ちの一部を思い出させてくれる、大人向け作品です。
この作品の良いところは、嫌いになるようなキャラがいないことです。あと大体可愛い。
軽口や悪口をよく言うキャラはいますが、きちんと内面を掘り下げてくれたり、溜飲を下げてくれたりして読者も共感できるのです。
ちなみに私の推しは、逆張り女子耐性よわよわの右佐(うさ)くんです。めっさ可愛い。

また、ところどころに挟まる大人たちが良い味を出しています。
那智先生と浜さんが二人で「大人になったこと」について話すシーンは、社会人になって数年経ったくらいの世代には刺さるでしょう。
これまで阿部さんに対しては、シュールギャグ+ホラーによる「ちょっと不安」な漫画を描く方、というイメージがありました。
championcross.jp
本作でもたまに不安なシーンが入りますが、あくまでエッセンス。
主要な要素ではありません。
青春群像劇としてサッと違和感なく読めるのはそのためかと思います。
全10巻ですので、半日あれば余裕で読めます。
哲学に精通した方であれば、バーグマンさんのことももっと理解できるのでしょうか。
ちなみに現在はトップに記載した「チャンピオンクロス」より、24/9/2(月)まで期間限定で全話公開中です。秋田書店の懐の大きさがいかつすぎる。
ではまた!
『へうげもの(漫画)』のはなし
こんにちは、春巻きです。仕事で単身赴任となりまして、バタバタしておりました。
そうでなくても続いてないですけどね。言い訳です。
今回はこちらの漫画です。
『へうげもの』です。読み方は"ひょうげもの"だそうです。
これまでSF漫画や鬱漫画、日常系などを紹介してきましたが、初めての歴史物です。
私自身は理系ですが、大人になると急に歴史が面白く感じますね。
歴史で漫画といえば、古くは『三国志』、今では『キングダム』『逃げ上手の若君』かなと思います。
これらの主人公の目的は「戦に勝つこと」。自身の立場や世界を変えるために大活躍します。特に、戦はそれだけで盛り上がります。やっぱりアクションは映えますもん。
ただこの『へうげもの』、ほとんどの歴史系漫画と比べると主人公が異質なのです。
舞台は安土桃山時代、織田信長が天下を取ろうと覇道を進む時代です。
ゴリゴリの戦国時代ですが、主人公「古田佐介」のモチベーションは「数寄」なのです。平たく言うと芸術です。
茶道、織物、建築、音楽に至るまで、芸事にばかりに興味がいってしまう奇特な一大名が主人公です。この方、のちに「古田織部」と名乗り、茶道や陶芸など日本の芸術界に多大な影響を及ぼす人物。
恥ずかしながら私はこの漫画を読んで初めて知りました。
しかし、この人物の周りにいる方々は誰もが知る有名人たちです。
最初の主君は織田信長、次に豊臣秀吉、そして徳川家康です。戦国オールスターですね。
周りに出てくる戦国武将も、日本史の時間に好きなバンドの歌詞を落書きしていた自分でも知っているような名前ばかり。
そして数寄の師匠はあの千利休です。
なんで戦国の重要人物にこの人が囲まれているのか。
それが主人公最大の武器「ひょうげ」なのです。
「ひょうげ」とはふざけること。そしてふざけることは、芸術においては「味」になるのです。そしてひときわ優れた芸術的感性は、この時代、歴史を動かすのです。
たとえば戦国時代、「天下三肩衝」と呼ばれる3つの肩衝茶入を集めたものは天下を獲れる、と言われていたそうです。
茶器がその芸術的価値に加え、持ったものの権威を象徴するという時代なのです。
また、千利休がなぜ日本史で有名なのか。
まず、彼が「わび茶」の始祖であるという茶道での功績があげられるでしょう。でもそれなら他の武芸の功労者ももっと有名でいいですよね?

この時代の茶会は武将たちの外交の場でした。
その指南役としての茶道筆頭には重要な情報が入ることになります。
現代同様、情報はそのまま価値になります。
そうして千利休は戦国の世に影響力を与えていたのです。
…というのが通説。実際に誰にどんな影響を与えていたかは想像するほかありません。
本作ではそこにも深く切り込んでいます。そういった歴史解釈も魅力の一つですね。
ちなみに「本能寺の変」の真実も描かれています。
戦国武将をただの強いゲームキャラとしてとらえるのではなく、どんな人物なのかを想像させてくれる漫画です。
そして主人公、趣味と出世をモチベに「ひょうげ」で戦う武人、古田織部の活躍に笑い、泣き、胸が熱くなることでしょう。
全25巻です。
シンプルに漫画的なボケや顔芸も面白いので、ギャグ漫画好きにも刺さると思います。
作者は山田芳裕先生です。この方の漫画には唯一無二の味がいつもありますね。
連載中の『望郷太郎』でもずっとワクワクさせてくれる。
夏休みに備えて本棚の一列をこれで埋めましょう。
ちなみに歴史物あるあるですが、古田織部のWikiはネタバレになるので見ないように。
ではまた!
『おやすみプンプン(漫画)』のはなし
こんにちは、春巻きです。
三日坊主にもなれずに投稿が止まりましたが、しばらくぶりに投稿します。
最近『宝石の国』が最終回だったということで、Xに以下のような投稿がされているのを見ました。
宝石の国もうすぐ終わるから表作った pic.twitter.com/57s0HBSRvk
— ナショ林 (@natiobayashi) April 22, 2024
この表を見たとき、私はこう思いました。
「私の好きなジャンルは、災難の多さと肩幅の狭さで決まっていたのだ」と。
というわけで、今回はこちら。
『おやすみプンプン』です。
周りの人に聞くと、だいたい次のような反応をされます。
- 「一度読んだけど、読み返そうとは思わん」
- 「元気がないときに見ると死ぬ、元気があるときに見ると落ち込むから読むタイミングねえよ」
- 「ヴィレッジヴァンガードによく行ってそうだよね」
そうですね。だいたい悪口です。
この作品は2008~2013年までビッグコミックスピリッツにて連載されました。
現在は漫画アプリ「マンガワン」にて、1日一話無料で読むことができます。
作者は『ソラニン』『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』などの浅野いにおさんです。ご存じの方も多いかと思います。
少し試し読みしてみてください。
主人公は「プンプン」です。なんだこいつ?そもそも人間か?
そして男子小学生の解像度が高め。
それに対して、大人たちは得体の知れないもののように描かれています。
先生しかり、宗教らしき人しかり、プンプンの親しかり。そして自分の本当の気持ちである"神様"も、なにやらよくわかりません。
第1話は「家に強盗が入った」と言い張るお父さんと、倒れているお母さん、という場面で終わります。すでに不穏ですね。
この作品は、プンプンの行動と気持ちの変化(+性欲)が中心となって進んでいきます。
途中、お母さんや叔父さん、謎の宗教家や、小学校の友人などがメインの話もありますが、基本は彼の人生を決定づけるイベントを追っていきます。
それから彼は周りの大人たちに振り回されたり、自分の気持ちを整理できずに苦しむことが増えていきます。
一方で、あたりまえに経験する失恋や挫折、そして人に愛されることを知っていきます。
そして、この物語の最大のファクターである愛子ちゃん。
鹿児島に行く約束を破ったら「殺す」という愛子ちゃん。
小学生のプンプンはとんでもない娘を好きになってしまいました。
この初恋の行方はどうなるのでしょうか。そして、彼の人生にどのような影響を与えるのでしょうか。
この漫画を受け付けない人もいるでしょう。いろいろな要素はあると思いますが、一番大きいと思われるのは「プンプンの頭がおかしい」というところです。
正確には、「おかしいと感じる人もいる」というところです。
特に後半は頭の中の神様はさらに増長し、プンプンの行動や感情をどんどんとおかしくさせていきます。ただ、私たちにもそういうスイッチは絶対にある(あった)と思うのです。
特に思春期には、辛い経験をしたり、受け止められないくらい大きな感情が発生した場合、心身に大きな影響があります。
路地でチ〇コを出してみたり、自分を殺して役を演じてみたり、頭のおかしい振りをして心を守ったり。
感情の発露をここまで緻密に描写できるのは本当にすごい、というか怖い。
それがあまりにリアリティを持って読者にぶち当たるため、こちらも相当のダメージを負うのです。
普通は思春期の感情をここまで掘り下げることはありません。
だって辛いもん。恥ずかしいし、いいことないでしょ。みんな「若かったから」「一時の気の迷い」と言って蓋してますよね。
それをプンプンの一生をかけてゴリゴリと内面深くまで抉っていくのです。
プンプンのおじさん(雄一)はこう言います。
「若い時分の僕はこう勘違いしがちだった。
選択肢が二つある場合、努めて冷静に正解を選び取るべきなのだ、と。
しかし実際はどちらとも正解の場合もあるし、その逆もまた然りだ…。(中略)
…その時君の命は燃えているか?」
プンプンは人生の岐路に立たされたとき、どちらを選ぶのでしょうか?
全13巻です。
ゴールデンウイークのうち1日を使えば読み切れますので、落ち込んでも大丈夫な時に読みましょう。間違っても次の日が学校や仕事のときは読まないように。
ちなみに漫勉も見ました。当時は最近映画になった『デデデデ』の連載中でしたね。
映画から浅野いにおさんの世界が気になった方も、ぜひ読んでみてください。
ではまた!
『亜人ちゃんは語りたい(漫画)』のはなし
こんにちは、春巻きです。
こちらの漫画、見たことありますか?
yanmaga.jp
「亜人ちゃんは語りたい」です。亜人(デミ)ちゃんです。
「『亜人』とはちがうの?」
はい、違います。
というか同じ時期に連載していたし、まぎらわしいよね。
個人的には『亜人』の方が有名な気がします。
「亜人」という、普通の人間とは少し違う特殊な能力や性質を持つ人たちがいる世界。
とある高校の生物教師 "高橋鉄男"は、そんな亜人達に学問的な興味を持っていました。
しかし、絶対的に数が少なく、プライバシー保護が浸透した現代社会では実験はおろか、会うこともできませんでした・・・
そんな平凡な日々の中、今年は3人の亜人(ヴァンパイア、雪女、デュラハン)が生徒として入学していたことを知ります。
突然現れたチャンスに困惑する高橋先生ですが、彼女らはみな年相応に悩みを抱えた生徒でした。
持ち前の聞き上手と生物学の知識を駆使し、教師らしく悩みを解決していこうとする高橋先生。
同僚の教師(サキュバス)との恋模様や、友人の物理学者とのロマンあふれる議論などがありつつ、青春を謳歌する3人の亜人ちゃんたちを中心とした日常は進んでいきます。
ここまでがあらすじです。
そして、最後まで日常が続きます。
え?
「結局どうして亜人がいるの?」「亜人ちゃんたちはこれからどうなるの?」「物語としての結論は?」とか、気になることをたくさん残したまま、物語は幕を閉じます。
正直、テコ入れしようと思えばできると思います。
たとえば
のような感じにすることもできると思います。
しかし、この漫画はあくまでも「生徒(もしくは先生)の精神的成長を描く漫画」として一貫しているのです。
これを「盛り上がりに欠ける」という言い方もできるかもしれません。
ただ、私は「リアルな青春漫画」だと思いました。
私たちの世界は、不思議に満ちているでしょうか?
そんなことはないと思います。よほどの夢想家や天才でない限り、人生の多くの時間は退屈です。
亜人というファンタジーな存在がいるにも関わらず、「もしいたらこんな感じだろうな」を描写するのがとても上手なのです。
その結果、彼らにとても親近感を抱くことができるのです。
「友人になるには?」「恋をしたら?」「夢を持つこととは?」という、誰もがかつて抱えていた感情を、亜人ちゃんを通して振り返ることができるのです。
むしろ、人間の主人公よりも。
あくまでも亜人という特徴はそれらを引き立てるスパイスであって、メインではないのです。
わたしが最も好きなのは、デュラハンの町京子が思いを寄せる鉄男に振られてしまうシーンです。
あえて顔だけのセリフのないコマが22回(多い!)続き、表情の移り変わりだけで町の感情を表現しています。
このコマ割りは、デュラハンで首だけの町ちゃんだからこそ映えています。
それゆえ、少女が勇気を振り絞って想いを伝え、それが尊敬できる大人に誠意をもってお断りされる、という思春期の感情をとてもシンプルに読者に伝えることができています。
あくまでもデュラハンであることは、町という人間の「一つの魅力」なのです。
「亜人であること」「普通の人間であること」をとてもバランスよく描き切っています。
物語としての振れ幅は、正直あまりありません。
しかし、等身大の主人公たちが、少しだけ成長するのを見ることができます。
それは青春をとっくに過ぎてしまった大人には、とてもまぶしく、繊細なものに感じるのです。
全部で11巻です。
「今棚にある漫画と雰囲気が合わないので、並べたくないな」という方は、Amazon Kindleで買いましょう。
ちなみにアニメもあります。
高橋先生の声(諏訪部順一)がイケメンすぎます。
今回は亜人ちゃんの気持ちにフォーカスしましたが、ヴァンパイアなどの空想生物を科学で解決していこうという作中の試みや、ちょっとしたギャグも好きですね。
ちなみに、原作終了後に公式読み切りが出ていました。
高橋先生爆発すればいいのに。
ではまた!
『少女終末旅行(漫画)』のはなし
はい、投稿2回目にして無事日記ではなくなりましたね。
春巻きです。
こちらの漫画、見たことありますか?
https://www.amazon.co.jp/dp/B074BT9JYN?binding=kindle_edition&searchxofy=true&qid=1709895943&sr=1-2-catcorr
タイトルにもあるように、「少女終末旅行」という漫画です。
「女の子がゆるゆる旅していく漫画なんですね?」
はい、その通りです。
「少女」と「旅行」がタイトルにありますもんね。
ただ、「終末」なんですよ。
世界の終末って、みなさんは何を思い浮かべますか?
核の炎に包まれた199X年のモヒカンが跋扈する砂漠でしょうか?
神となったAI同士の水爆戦争で破滅した地上の姿でしょうか?
巨大な蟲と瘴気の世界と隣合わせに生きる風の谷の風景でしょうか?
どれも絶対に嫌だ。
自分が生きている間には絶対に巻き込まれたくない。
だけどこういう背景のSF、めっちゃ好きなんですよね。。。
さて、この漫画の世界も、ゆるそうに描かれていますがなかなかに厳しいものです。
主人公であるチトとユーリは、コンクリートの壁と柱で階層化された超巨大都市の中を、愛機ケッテンクラートに乗って旅をしていきます。
無機質な地面と建物、それらを縫う配管。そして雪が常に視界を覆います。
限られた水と食糧を大事にしながら、故障しがちな車を修理して、2人はこの階層化された都市を上へ上へと昇っていきます。
戦争から逃げる直前におじいさんに言われた「上に行け」という言葉をたよりに・・・
あらかじめ伝えておきますと、この漫画は「なんでこの世界が崩壊してしまったのか?」というセカイ系SFにありがちなミステリーには解答をくれません。
ところどころに「こういうことかな」と思わせるくらいの描写があるにとどめています。
この漫画の主題はこのような世界の「絶望」そのものではなく、「絶望との向き合い方」を描いたものだからです。
2人は様々な出会いと別れを繰り返していきます。
地図を作って歩くカナザワ、飛行機を自作しようとするイシイ、魚を見守る自律型ロボット、得体の知れない動物ヌコ。
それぞれが自分の生きた証を2人に見せながら、同時に世界とともに「自分はどう終わるか」も教えてくれるのです。
彼らは生きた人間や動物だけでなく、人間がこの世界に残してきた文化にも出会います。
「科学技術」「宗教」「音楽」「娯楽」など、それらに文化の無限の連なりを感じながら、少しだけ自分たちの足跡を追加していきます。
わたしが最も好きなのは、廃屋から「びう」と呼ばれる飲み物を見つける場面です。
これはおそらくビールのこと。月によく似た黄金色をしたその液体を飲み干した2人は陽気に踊り出します。
モノクロで寂しい都市と、大きな月。そして楽しそうにはしゃぐ2人。
「いつかずっーと高くまで登ってさ…」
「月に行こうよ」
「いいね…」
しかし、ここまで見てきた読者にはわかるのです。
この世界は厳しくて、容赦なく「絶望」なのです。
ここで2人の心にお酒の力で現れる「希望」では、この先どうにもならないのです。
ただ、この瞬間はどうしようもなく美しいと感じるのです。
終わる世界の果てにたどり着いたとき、2人は何を思うのでしょうか?
全6巻なので、結構サラッと読めます。
「ちょっとタイトルで棚に置きにくいな」という方は、Amazon Kindleで買いましょう。
アニメもあります。漫画での感動が8割増しぐらいになりますが、残念ながらラストまでは映像化していません。 わたしにイーロン・マスクと同じくらいのクソデカ資産(非課税)が発生したら、真っ先に続きをアニメ化しようと思います。
それでは、「終末旅行がはじまるぞ!」
ではまた!
ごあいさつ
こんにちは、今日からブログを始めた春巻きといいます。
正確には、ブログというより「人に自発的にアウトプットする」ということを人生で初めて行おうと思います。
わたしはこれまでフツーな人生を送ってきました。 というか、「あなたの人生を説明して!」と言われたときに、普通のことしか言えなそうです。
「何歳で就職した」とか、「いつ結婚した」とか、、、
もっといろいろあるだろ!!!!
死にたくてSyrup16gを大音量で聞いてたクソな帰り道もあっただろ!!!
日記があれば、あの時の感情をありのままに思い返すこともできたのに。
いや、やっぱり嫌ですね。 でも、「日記があれば」の部分は本当です。
人に伝えられるように自分のことを書くには、それだけ内面で整理ができていないと難しいものです。
今自分が「フツーな人生」を生きていると感じているのは、きっと心の内側に思い出や経験がゴチャゴチャに溜まって、何が何だかわからない塊になっているからかと勝手に感じています。
このブログはそれを一つずつ取り出して整理するための日記モドキに使えればと思います。
という感じでよろしくお願いします。